ブラジャーの歴史その2:中世・近代
ブラジャーの歴史話、もうちょっとお付き合い下さい。(^^;;<br /><br />
16世紀、宮廷の女性達はコルセットでウエストを締め上げ、バストを持ち上げるようになります。ま、庶民の女性達はブラジャー無しだったわけですが。<br /><br />
19世紀後半になってようやく、現代のブラジャーの原型らしきものが出てきます。
<br />
例えば、1893年にMarie Tucekという人が「バストサポーター」という名前でブラジャーの特許をとりました。<br />
<img src="http://shitagi.100page.net/images/bra1.jpg" alt="Marie Tucekのブラジャー" /><br /><br />
<p style="clear:both;">
1907年のVogue誌には、初めて「Brassiere」という言葉も登場します。Oxfordの辞書に載ったのもこの頃です。</p>
<br />
1913年、アメリカのMary Phelps-Jacobsという女性が、「Backless Brassiere」という名前でブラジャーの特許を取ります。<br />
<img src="http://shitagi.100page.net/images/bra2.jpg" alt="Mary Phelps Jacobsのブラジャー" />
<p style="clear:both;">シルクのハンカチとリボンで作ったシンプルなものですが、現代のブラジャーの原型として知られています。<br />
その後MaryはCaresse Crosbyという名前を使って、ブラジャー製作用の機械を作ったりしますが、わずか1500ドルでブラジャーの特許を大手コルセットメーカーに売り渡してしまいました。</p>
折しも時代は第1次世界大戦、銃後の女性が工場で働いて戦争を支えた時代。<br />
工場で働く女性達は、バストが邪魔にならないようにブラジャーを着けて働くようになりました。<br /><br />
また、戦時下のアメリカでは、金属を武器の材料に集中するために、金属製品購入自粛運動が行われていました。当時のコルセットは金属製のボーンを大量に使ってウエストを締め付けるものであったため、コルセットより金属を使わないブラジャーが推奨されるようになりました。<br /><br />
更に、第1次世界大戦後女性の社会的地位が高まったことから、ウエストを締め付けるコルセットに閉じ込められているのはナンセンスだという考えが広まり、女性用下着としてブラジャーがコルセットに取って代わったのでした。<br /><br />
こうして、様々なブラジャーが開発されるようになり、1935年には現在のAカップ・Bカップ・Cカップ…と数えるサイズ体系ができあがりました。